Maternity leave育児休暇

育児休暇の感想

2度目の育児休暇を終えての感想

S.I (2011年入社)

その他の執筆

会社に妊娠を伝える上で気をつけたことは?

安定期に入ってから妊娠報告するのが一般的ですが、私の場合は出向先が変わる話が出始めていたタイミングでの妊娠だったので妊娠が判ったタイミングで報告しました。

会社側に妊娠(育休取得)を伝えたときの反応は?

「妊娠なんて困るよ君」なんてことは無く、「おめでとう!」と言ってもらえました。産前休暇取得時期の話では、年度途中での復帰が難しく1年以上休まなければならなかったため働き溜めをしておこうとギリギリまで働きたい旨を伝えると、逆に心配されました(笑)

産休(育休)に入る時期の調整は?

今回は働き溜めをしたかったのと2人目で慣れているのとでギリギリまで働きましたが、1人目のときは出産予定日の6週間前から産前休暇を取得しています。他にも取得した方の例としては、有給休暇を使用してもっと前から休みに入った人もいたりと、本人の希望と体調に合わせて調整してもらえます。

妊娠中の仕事のペースはどんな感じ?

次の出向先にも妊娠していることを伝えた上での異動だったので、急な欠勤になってしまった場合も受け入れてくれ、安心してゆったりとしたスケジュールで作業をさせてもらえました。

休暇を取ることに対する危機感は?

ありました!同期は様々な仕事に関わりスキルアップをしているし、気づいたら優秀な新入社員が増えていて、勤続年数と実務年数の差がますます開くばかりで、1人目の時から漠然と悩んでいました。でも今回の育児休暇中に自分の中の優先順位が整理でき、そもそも出産しても働くためにプログラマーを目指したのだから仕方ないと開き直れるようになりました。また時間を作るのが大変ではあるけれど育児休暇中に勉強することも可能でしたし、自分が母親という武器を仕事に活かせるようになれば今後も長くプログラマーとして働き続けられるため良い機会だと思いました。

休暇を取ってみた感想は?

子どもの成長を喜んだ瞬間イタズラをされ叱ったり・・・もうイヤだと思った瞬間抱き付いてきた子どもの笑顔に癒されたり・・・波乱万丈な1年2ヶ月でした。振り返れば短かった気もしますが、当時は永遠にも感じられました・・・。次も1年以上休みたいかと聞かれたら答えは「NO!」なんですが、子どもと共に自分自身も成長出来たので、休んでみて良かったと思います。

復帰に向けて取り組んだことは?

1人目の時は、生活リズムを整えるところから始めました。今回は上の子の保育園で生活リズムは整っていたため、復帰後のタイムスケジュールを作って慣らすところから始めました。技術的な勉強は正直スマートフォンで記事を見る程度で、PCを起動して本格的に勉強したのは下の子の慣らし保育が始まってからです。出向予定先との顔合わせの時に最低限必要な知識・技術を聞いていたため、子ども達が保育園に行っている間に最低限はクリアできるようにと勉強しました。

復帰後の働くペースはどんな感じ?

1人目のときは半年間時間短縮勤務をしたのですが、今回は働きたい衝動が強く最初の1週間だけ時短勤務で、それ以降はフルタイム勤務です。時間短縮勤務を嫌がられるということもなく、本来はもっと長く時間短縮勤務をすることができます。本人の希望に合わせて会社が協力してくれるため、復帰直後からバリバリ働くことも可能ですし、子どもが小さいうちは時間短縮勤務で子育て中心に働くことも可能です。

復帰後の働き方へ影響は?

1時間後に保育園から「熱を出したからお迎えに来てください」と電話があるかもしれない・・・夜中に急に嘔吐し出して次の日は自宅療養になるかもしれない・・・1人が病気に罹ると頑張って対策をしても悲しいことに大なり小なり家族全員罹ります。子どもが増える毎に病気になる確率と継続性が増すため、常に“仕事を先取する”“作業を翌日に持ち越さない”“その日のうちに情報共有する”と言う点を意識しながら仕事を進めているため効率よく作業が出来ていると思います。

他の人にも勧めたい?

会社は取得も復帰も協力的です!仕事のことでも家庭のことでも相談に乗ってくれる人は何人もいます。両立には会社の協力も家族の協力も必要となり、大変だと感じることも多々あります。それでもやってみないと得られなかったことも沢山あるので、機会があれば先ずは挑戦してみることをお勧めします。

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