採用試験
採用筆記試験サンプル
当社で行う筆記試験のサンプルをご確認いただけます。エントリーをお考えの方は予習やレベルチェックにご利用ください。
ただし、実際の試験とは形式が異なる場合もありますので、あくまで心構えをしておくための参考としてご活用ください。
一般的なSPIの非言語能力問題です。
全21問から構成されています。
「SPI 非言語 例題」で検索を行えば、様々なSPI非言語問題のサンプルを確認することができます。
数学的思考力を試す問題です。4問から構成されており、1番のみ必須で残り3問は任意回答となります。
数学1アルゴリズム問題例題
アルゴリズム問題です。
プログラミングの経験があると圧倒的に回答することが有利となる問題ですが、プログラミング未経験者の方も類推でどこまで回答できるかを問う試験問題となっています。
- 問題
- 以下のようなコードに対して、右のような出力がされるとしたら、?には何が出力されるか
- コード
- A = “X”
B = “Y”
Display(A)
Display(B)
A = B
B = A
Display(B)
- 出力
- X
Y
?
- 解答
- Y
数学1抽象代数例題
大学レベルの代数学の問題を題材にしています。数学科で抽象代数を学んだ方であれば、容易に解くことができると思います。抽象代数を学んだことがなくても、抽象的に考える力があれば、頑張って解くことは可能な形にしています。
- 問題
- 群の単位元は唯一であることを証明せよ。(ただし群および単位元の定義を知らない場合は、任意の方法で調べてもよい。)
- 解答
- 群の単位元をeおよびe’とする。
e’を単位元とみると単位元の定義よりe・e’=e
eを単位元とみると単位元の定義よりe・e’=e’
よってe=e・e’=e’となり単位元は唯一といえる
数学1微分積分例題
大学レベルの微分積分の問題を題材にしています。微分積分をしっかり勉強した方は容易に解くことができると思いますが、高校レベルの微分積分をマスターしていれば、頑張って解くことは可能な形にしています。
- 問題
- ε-N論法による極限の定義を使って、1/2の等比数列の和
S_n:=(1/2) + (1/2)^2+(1/2)^3+…+(1/2)^n
の極限が1であることを証明せよ
(ただしε-N論法による極限の定義を知らない場合は、任意の方法で調べてもよい。)
- 解答
- S_n = 2・(1/2)・S_n = 2(S_n – (1/2)S_n) = 2(1/2 – (1/2)^(n+1)) = 1 – (1/2)^n
|1 - S_n| = | (1/2)^n| <=( 1/2)^n
∀ε>0に対し、n > logε/log(1/2)の整数としてnを選ぶと log(1/2) < 0だから
n > logε/log(1/2) ⇒n・log(1/2) < logε⇒log(1/2)^n < logε⇒(1/2)^n < ε
よって、lim |1 – S_n| = 0
lim S_n = 1が証明された
数学1代数・幾何例題
4:3次元のベクトル空間に関する問題です。高校レベルのベクトルの知識をしっかり理解していれば、解くことは可能です。
- 問題
- 3次元正規直交座標上の点(x,y,z)をz軸を中心にx軸からy軸に向かって、θラジアン回転した座標を(x’,y’,z’)とする。この時(x’,y’,z’)をx,y,z,θを使って表わせ。
- 解答
- (x’,y’,z’) = (xcosθ-ysinθ, xsinθ+ycosθ,z)
中学生レベルの数学で、思考力や発想力を問う試験問題になっています。全8問から構成されています。
数学2発想力テスト例題
- 問題
- 全長30mの列車と全長20mの列車がともに25m/sの速度ですれ違おうとしている。すれ違っている間(線路の向きと垂直の方からみて、2台の車両が重なり始めてから終わるまで)は何秒ですか。
- 解答
- 1秒
(片方が止まっている座標系でみるともう片方の相対速度は50m/s、すれ違い始めてから終わるまでにこの座標系にて動いている方が動く距離は20m+30m=50m
よって1秒)